2016年8月1週野菜セット

作物に虫の食害が多発したり病気になったりするのには、さまざまな要因が考えられます。まず、土の「物理性」。固く締まった土や常に浸水している土などでは、作物の根が酸欠になり根腐れを起こしたり、病気にかかりやすくなったり虫を呼び寄せたりします。そして土の「化学性」。土のpHや養分の過不足・バランスの崩れも、作物を病気に弱くしたり、虫害を招きます。さらに、土の「生物性」。昆虫やその捕食者、また微生物が多様であればあるほど、一つの虫や病気が蔓延するのを防ぎやすくなります。その他、苗を植える場合は苗の健康状態が重要ですし、実がなる作物では適切に剪定をして通気性を良くしてあげることもとても大切。また、畑に草を生やしすぎると害虫のすみかになってしまうこともあります。今年は、有機栽培4年目と1年目の2カ所の畑に分けてナスを植えているのですが、4年目のほ場は蜘蛛も多く目に見えて虫害が少ないです。上に挙げたような様々な要素が絡み合ってその違いを生んでいるのだと思います。
(写真は、そのナス畑にて、一つの葉の上でそっぽを向いている捕食者と非捕食者。面白くて、思わず写真を撮ってしまいました。「後ろに、エサ、いますよ!」と、教えてあげたかった!)
(写真・文)川合里奈

IMG_1328.jpg
SOELとは

SOEL事務局長

”Sakawa Organic & Ecology Laboratory”の頭文字をとってSOEL(そえる)です。有機農業や環境保全型農業を志す仲間に支援の手を「添える」という設立メンバーの思いも込められています。

そえるのつぶやき
 
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
タグクラウド
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる