2016年5月4週野菜セット

 蛍の舞う季節になってきました。SOELの近所で床屋を営むご主人は、大の蛍好き。50年ほど前、川でたっぷりと遊んで育った体験が、蛍のための生息空間づくりに向かわせたのでしょうか。床屋の裏を流れる小川は、冬でも水が切れることがないことに目をつけ、カワニナの放流やガマを中心とする草地の整備。そして蛍の研究をしています。草刈の時期も、ヒメジョオンという草が枯れるタイミングを待ってから草を刈るそうで、その時期には蛍が卵を産み、幼虫が土に潜ったあとだそうです。今年は運悪く、例年群れて飛ぶ5月下旬に向かって、月が満月になっていくので、月光の影響を受けやすい蛍の交尾行動が心配されるそうです。
また、川の流れを蛇行させるために、石の配置にもこだわり、その置き方で下流側に砂利や砂、シルトといった多様な空間が形
成されるということも知っていました。
 昔、私は近自然河川工法という名前の河川工法で、直線化された3面張り護岸の再生に取り組んでいた経緯があるので、とて
も懐かしく、また好奇心いっぱいで話を伺いました。
 ぜひ、この一人の男性の力が、まわりに広がっていき、蛍を始めとする多様な生物の生息空間ができてほしいと願っています。
(写真・文)田村雄一


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”Sakawa Organic & Ecology Laboratory”の頭文字をとってSOEL(そえる)です。有機農業や環境保全型農業を志す仲間に支援の手を「添える」という設立メンバーの思いも込められています。

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