2017年8月1週野菜セット

毎日暑くて、地面が乾燥しています。ようやく雨が降り出したかと思えば、強い台風です。安定しない天候のもとでおこなう農業という仕事は、本当に難しく過酷です。さて、今回の写真は、何だと思われますか。これは自家製の牛糞堆肥で勝手に育っているカボチャです。天井のフィルムに開いている穴から水がぽたぽたと落ちているため、カボチャの種がうまい具合に発芽したようです。カボチャの種は堅いので、60℃を超える発酵温度にも耐えられます。この写真では、雑草の種ではなく、カボチャのみが育っています。もし発酵温度が低かったら、このカボチャの周りに雑草も生い茂るはずです。他の草がないところから、発酵がうまくいっていることを証明しています。その上、炭素と窒素の比率がアンバランスだと、つまり農地と同じような炭素と窒素の比率でないと、発芽しても窒素を吸って育つことができません。順調に成長しているということは、この堆肥が農地の土に非常に近いということを示しています。私が目指している堆肥とは、このように炭素÷窒素=11となるような堆肥のことを指します。堆肥と水だけで野菜が育つように堆肥作りの段階から工夫をするのです。

  (写真・文) 田村雄一(田村農場代表)


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”Sakawa Organic & Ecology Laboratory”の頭文字をとってSOEL(そえる)です。有機農業や環境保全型農業を志す仲間に支援の手を「添える」という設立メンバーの思いも込められています。

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